税理士に相続税申告を依頼する報酬の目安

税理士に相続税申告を依頼する報酬の目安

相続税申告にかかる税理士報酬

自分の親や身近な人が亡くなったときには、さまざまな手続きが必要となります。普段の生活の中では、あまり経験することがないような相続に関する手続きもそのひとつといえるでしょう。そのため、わからないことばかりで途方にくれてしまうかもしれません。

そこで頼りになるのが税理士事務所に所属している税理士です。税理士報酬を支払うことによって相続税申告に関する相談に乗ってもらうことができます。実際の作業量にもよりますが、報酬の目安は財産の0.5%~1%程度と考えておくといいでしょう。

税理士報酬が高くなる要因

税理士報酬の相場はある程度決まってはいるものの、高めの金額を請求される傾向です。もともとの目安となっていた税理士報酬規定は2002年に廃止されましたが、現在においてもこの規定に準じて請求する税理士事務所が多いためです。

そもそもの税理士報酬規定自体が割高なものだったということと、相続税申告という特殊な内容ゆえに依頼する側もそこまでの知識がなく提示された金額を何の疑問も持たずに支払うことに、要因があります。

安さで選ぶのではなく相続税に強い税理士へ

できることなら支払う費用は安く抑えたいものです。ですが、だからといって税理士報酬額だけで依頼する税理士事務所を決めてしまうのはやめましょう。

相続税の場合、遺産をどう分けるかによって支払う税金が大きく変わってくるからです。税理士報酬が安く済むなら一見得をしたように感じるかもしれませんが、その分支払う税金が多ければ意味がありません。そのため、税理士事務所の税理士に依頼相談をするときには報酬の安さで決めるのではなく、相続税に強いかどうかで決めることがポイントです。

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